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ドイツに行ったらこれは食べたい&飲みたい!ユニークなドイツ料理まとめ

みなさんこんにちは、logminamiです。
今回は、「ドイツに行ったらこれを食べなきゃ、いや飲まなきゃ始まらないでしょ!」といったユニークなご飯や飲み物について語ってみたいと思います。
実はドイツって、ポテトとソーセージとビールだけじゃないんですよね。イメージとして「とにかく合理主義で無機質」「食文化があまり豊かではなさそう」という印象を抱く方もいるかもしれませんが、そんなことは全然ありません。現地のレストランや屋台、ビアガーデンを探検すると、「え、こんなにいろんな料理があったんだ!」と驚くはず。
今回はそんなドイツでしか味わえない、もしくは「ドイツに行ったらぜひ本場でトライしてみてほしい」おすすめ料理・飲み物をたっぷりご紹介します。この記事を読めば、次のドイツ旅行がより一層楽しみになるかも!? ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


ドイツの食文化の魅力とは?

ドイツといえば、まず思い浮かぶのは「ビール」「ソーセージ」「ジャガイモ料理」。これらを代表とする料理は、世界的にも有名ですよね。ドイツ人の友人に聞いたところ、「日本のラーメンみたいに、ドイツはジャガイモ料理がある意味ソウルフードだよ」と笑っていました。
そして、地域によってかなり食文化が異なるのもドイツの面白いところ。例えば南ドイツのバイエルン地方と北ドイツの料理は、お店での定番メニューからして違ってきます。国土は日本よりやや大きいくらいですが、連邦共和国という仕組みで州ごとに文化が分かれているため、食の多様性にもつながっています。
今回は、その中でもとくに**「これぞドイツ!」**というお料理や、「日本ではなかなかお目にかかれないような独特のメニュー」を中心に厳選してみました。ぜひお腹をすかせて読んでみてください。


ドイツ旅行で絶対に食べたいご飯・メイン料理編

まずはガッツリ系、食事系の大定番やマニアックなメニューをまとめてご紹介します。


1. ポークナックル(Schweinshaxe)

「ドイツの居酒屋メニューといえば?」と聞かれたら、多くの人が「ソーセージ!」と答えると思うんですが、ポークナックル(Schweinshaxe) も負けず劣らず定番なんです。これは、豚のすね肉を骨付きで豪快にローストまたは揚げ焼きした料理で、表面がカリッカリ、中はジューシーなのが特徴。ドイツ語で「シュヴァインスハクセ」と発音します。
脂身と赤身のバランスがちょうどよく、味付けもシンプルな塩やスパイスが効いているので、お肉そのものの旨味を堪能できます。日本人観光客にも大人気。ボリュームがすごいので、友人とシェアして食べるのが一般的ですね。とにかく見た目のインパクトが大きいので、写真映えもしますし、ビールとの相性は抜群ですよ。


2. クワルク(Quark)

日本ではあまり馴染みのない**クワルク(Quark)**ですが、ドイツでは乳製品コーナーに行くと必ず見かけるほどポピュラー。どんな食べ物かというと、ヨーグルトとチーズの中間のような、ちょっと固めのフレッシュチーズです。
そのまま食べる人もいますし、フルーツやジャムを混ぜたり、パンに塗ったり、またはケーキの材料として使われることもあります。脂肪分の違いで何種類かバリエーションがありますが、総じてカロリーは低めで、タンパク質が豊富なので、ヘルシー志向の方にもおすすめ。日本ではあまり馴染みないですが、一度試してみるとクセになるかも?

参考URL: ORDER CHEESE (※クワルクの説明が分かりやすいです)


3. テューリンガー・クローセ(Thüringer Klöße)・クヌーデル/クネーデル(Knödel)

これは、ジャガイモをベースに作られるもちもちの団子です。ドイツ語圏ではクローセ(Klöße)とかクネーデル(Knödel)と呼ばれますが、中でもテューリンゲン地方のものは有名ですね。
普通のジャガイモ料理とはひと味違い、弾力があって、ソースを絡めながら食べるのが定番。見た目は「大きな白いお団子」みたいな感じで、肉料理の付け合わせとして出てくることが多いです。個人的には、形状や弾力のせいか、日本のお餅や団子を連想してしまいました。
はじめて食べると「お? なんか不思議な食感だぞ」と思うかもしれませんが、慣れてくるとクセになります。もしレストランで見かけたら、一度は挑戦してみてほしい一品です。

ただし、とてもおなか一杯になるので、シェア専用で考えてみてください!

日本でも食べてみたい人は、ドイツ料理屋さんに行くか、意外と作ること自体は簡単なのでこちらのようなレシピを使って作ってみることもよさそうです!


4. パリパリピザ・フラムクーヘン(Flammekueche)

こちらはドイツ南西部(特にフランスとの国境に近いアルザス地方)発祥の料理。見た目はピザに似ていますが、生地がとっても薄くてパリパリ食感。上に乗っている具は、チーズやハム、玉ねぎなどが一般的で、ピザソースではなくサワークリームを塗ったものが代表的です。

結構ビールが飲める場所であれば、かつ田舎風のコンセプトのお店では地方以外でも見かけられます。

脂を使っていない軽めのピザという感じで、ホームメイドなかんじが落ち着きます。おいしいというよりは、自然の味が好きな人にはまると思います。
これが軽くてパクパク食べられちゃうので、ビールのおつまみとしても最高ですよ! イタリアンのピザとの違いを探しつつ味わってみるのも面白いし、さっぱりとした風味なので、意外とお腹いっぱいでもペロッといけちゃいます。ドイツらしいビール文化とも相性バッチリですね。


5. 豚の生肉メット(Mett/Hackepeter)

これは、初めて聞くとちょっとビックリするかもしれませんが、豚の生肉をミンチにして塩やスパイスで味付けしたものです。ドイツでは衛生管理が徹底されているので、生食でもOKとされている場合があり、スーパーでもMettと書かれたパックが売られています。
もちろん、リスクを考えて加熱する人もいますが、地元の居酒屋やパーティーなんかでは、パンにこのMettを塗り、玉ねぎと一緒にかじるという食べ方が定番。私も最初は「生? ちょっと怖いかも…」と思いましたが、現地の友人に勧められてトライしたら、意外や意外、美味しかったです。
ただ、生肉なのでやはり抵抗がある方もいるでしょうし、体調や安全面を考慮して慎重に。衛生基準がしっかりしたお店で、鮮度が良いものを食べることが大前提です。


6. 美味しいプレッツェル

「プレッツェルなんて、日本でもよく食べられるし…」と思った方、甘い! ドイツで食べるプレッツェルは、まるでベーグルのように外がカリッ、中がもっちりしているのが多いんです。日本のコンビニなどで売られている薄焼きのスナック菓子タイプとは全然違って、パンに近い感覚。
ドイツでは駅の構内やパン屋さんで大きなプレッツェルがドーンと売られていますし、街の屋台にも定番の軽食としてあります。塩気がきいていてビールのお供にもなるし、小腹が空いたときの軽食にもなる。個人的には朝ご飯にコーヒーと合わせるのが最高ですね。


7. ウィーナー・シュニッツェル(Wiener Schnitzel)

これは、ドイツよりもオーストリアが発祥と言われていますが、ドイツ圏でも超定番の料理。仔牛や豚肉の薄切りにパン粉をつけて揚げ焼きにしたカツレツです。サクサクした食感でレモン汁をかけて食べるのがスタンダード。
日本のとんかつと比べると、生パン粉というよりはかなり細かいパン粉でフライされていることが多いので、衣が薄くて軽いのが特徴。付け合わせにフライドポテトやサラダ、クローセがついてくることが多いですよ。きっと日本人の口にも合うので、「ドイツ飯がちょっと口に合わなかった…」という方でも食べやすいメニューだと思います。


8. 西洋版チャーシュー? ザウアーブラーテン(Sauerbraten)

こちらは見た目はローストビーフっぽいけど、味はどこか酸味がある煮込み料理。牛肉や馬肉をマリネ液で数日漬け込んでから煮込むため、ほろほろと柔らかくなり、ほどよい酸味が特徴的です。
日本の煮豚とかチャーシューに通じるものがあって、濃い味付けが好きな方はハマるかもしれません。「ザウアー」はドイツ語で「酸っぱい」という意味があり、酢やワインなどでマリネします。付け合わせには、クローセやザワークラウト、赤キャベツの煮込みなどが定番。甘酸っぱくて奥深い味わいは、一度食べたらクセになります。

ちなみに、チェコでも似たような料理がありました!

チェコはドイツ語圏との文化の影響が大きいので、ぜひ行って比較してみてほしいです。

チェコに関する記事については、こちらでも確認できます。


9. マウルタッシェ(Maultaschen)

これはシュワーベン地方(ドイツ南西部)発祥の料理で、簡単に言うと「大きなラビオリ」のような感じ。生地の中にひき肉やほうれん草、パン粉などを詰め込んでいます。
食べ方はいろいろあって、スープに入れたり、焼いて食べたり。実は私自身もまだ本場では食べたことがなくて、「見た目はイタリアのラビオリに似てるのになぜか味わいが違う」と聞いて興味津々です。ちょっと日本の餃子みたいだとも感じる人もいるらしいですよ。現地の友人に聞いたところ、「伝統的な家庭料理だから、おばあちゃんの味って感じ」とのことでした。いつか本場でしっかり食べてみたいですね。


10. バリエーション豊富なソーセージたち

やっぱり最後に触れないわけにはいかないのが、ソーセージ。日本でも有名ですが、ドイツには本当に多種多様なソーセージがあります。たとえば、代表的なものに以下のような種類があります。

日本で食べるソーセージがあまり好みでないという人。ドイツのソーセージを一度食べてみてほしい!もはや肉の質感がすごくて、

  1. 白ソーセージ(Weißwurst)
    • バイエルン地方の名物。ハーブ入りで、ふわっとした食感。皮を剥いて食べるのがマナーとされています。基本ゆでたものを食べます。
  2. 焼きソーセージ(Bratwurst)
    • 日本人がよくイメージする「焼きソーセージ」に近いもの。屋台などでよく売られています。
  3. カレーヴルスト(Currywurst)
    • ソーセージをカットして、ケチャップベースのカレーソースやカレーパウダーをかけた人気の屋台フード。夜のストリートフードとしても有名。フランクフルト名物

ほかにも、いろんな風味や大きさのソーセージがあって、正直どれを食べればいいか迷うくらい。ソーセージが好きな方は天国だと思いますし、あまり普段ソーセージを食べない方でも、現地で食べると「これは美味しい!」と感じることが多いはず。ドイツ旅行の際は、ぜひ食べ比べも楽しんでみてください。


ドイツならではのサイドメニュー&軽食

メイン料理だけじゃなく、ドイツには付け合わせやちょっとしたスナック系にも魅力的なものがたくさんあります。ここでは、その中からいくつかご紹介しましょう。


1. ザワークラウト(Sauerkraut)

ドイツ版の漬物ともいえる定番食材。千切りキャベツを発酵させたもので、酸味が特徴的です。口直しや付け合わせとしてよく登場します。肉料理が多いドイツにおいては、味の重さを中和してくれる有難い存在。健康面でも発酵食品として注目され、整腸作用が期待できるかも?
見た目は「日本の漬物とは違うな」と思うかもしれませんが、食感はどこかしんなりとしたキャベツの浅漬けっぽい雰囲気。最初はすっぱさに驚くかもしれないけど、慣れるとハマります。


2. しょうがのすりおろし

これは私がドイツのマルクト(市場)で見かけて興味を持ったもの。しょうがをすりおろしたペーストで、西洋版のわさび的ポジションを感じました。
ただ、日本のわさびみたいにツーンと抜ける辛さとは違う、ほっこり温まる香りが特徴的。肉料理のソースに混ぜたり、サンドイッチのアクセントにしたりと使い勝手がいろいろあるようです。日本ではあまり見かけないですよね。もし見つけたら試してみてください。


3. ケバブ(ドネル / Döner Kebab)

実はドイツにはトルコ系移民が多い関係で、ケバブがめちゃくちゃ普及しています。パンに薄切り肉と野菜、ヨーグルトソースなどを挟んだケバブサンドは、街中の至るところで食べられますよ。しかもお店によって味が違ったり、ソースの種類が豊富だったりして、結構ハマるとどんどん食べ比べたくなります。
ドイツ国内でも「ベルリンのケバブが一番おいしい!」と言う人がいるし、「いやいや、ミュンヘンのあそこの店が最高だ!」なんて話題で盛り上がることもあるくらい。日本で食べるケバブとはまた違った味付けかもしれません。滞在中のランチや夜食にぜひ試してみてはいかがでしょうか。


4. カルトッフェルサラート(Kartoffelsalat)

簡単に言うとポテトサラダですが、日本のマヨネーズたっぷりタイプとは違って、ドイツ版はビネガーやオイルであっさりと和えたものが主流。地域によってはマヨネーズ系もあるようですが、現地の伝統的なやり方だと、酸味が強めでパセリやハーブが効いた爽やかな味付けです。
「日本のポテサラに慣れてるから、どうかな?」と思うかもしれませんが、肉料理が多いドイツでは、このさっぱり感がかなり嬉しい存在。ボリュームもそれなりにあるので、メインになりそうなくらい食べごたえがあります。


ドイツのデザートや甘いもの編

ドイツはお菓子も充実しています。ケーキ屋さんやパン屋さんに行くと、ケーキや焼き菓子がずらりと並んでいて目移りしてしまうほど。ここでは、ちょっと珍しいスイーツをご紹介します。


ドナウヴェレ(Donauwelle)

「ドナウ川の波」という意味のケーキ。上下にバニラ生地とチョコ生地が分かれていて、チェリーを入れたマーブル模様が特徴。バタークリームやチョコレートがかかったリッチなケーキなので、甘党にはたまらないかも!
甘さがしっかりしているので、濃いコーヒーや紅茶と一緒にいただくと最高です。生地の断面が波のような模様になっていて、見た目も可愛いですよね。ケーキ屋さんで見かけたら、ぜひトライしてみてください。


ドイツに行ったらぜひ飲みたい飲み物

ここまで食べ物を中心に紹介してきましたが、ドイツといえばやっぱりビール。とはいえ、ビール以外にもいろいろあるので、少しだけ触れておきましょう。


1. ビール(ドイツ全土)

ドイツは世界的にもビール大国。銘柄や種類が無数にあって、地域ごとに地ビールやスタイルが違うのが特徴です。たとえば、南ドイツならヴァイツェンビール(小麦ビール)が人気で、白濁した見た目とフルーティーな香りが特徴的。北ドイツだとピルスナーが主流だったりと、旅行中にぜひ飲み比べしてみると面白いですよ。
10月になると開催される「オクトーバーフェスト」は有名ですよね。ビール好きなら一度は行ってみたいお祭りです。


2. ラドラー(Radler)

ビールが苦手な方でも挑戦しやすいのが、ビールの炭酸レモネード割りであるラドラー。度数も低くて口当たりが優しいので、ゴクゴクいけちゃいます。暑い夏には本当に最高ですし、屋外でバーベキューをするときなんかに現地の人がよく飲んでいます。
「ビールにレモネードを混ぜるなんて邪道!」と思う人もいるかもしれませんが、ドイツでは全然アリ。「ビアカクテル」と言ってもいいかもしれませんね。もしお店で見かけたら、ぜひ気軽にトライしてみてください。


3. アップフェルショーレ(Apfelschorle)

アルコールが苦手な方におすすめしたいのが、リンゴジュースの炭酸割り、アップフェルショーレ。さっぱりとしていて甘さ控えめなので、どんな食事にも合わせやすいです。
ドイツでは「ショーレ(Schorle)」と呼ばれる炭酸割りドリンクが各種あって、果物のジュースと炭酸水を混ぜたものが一般的。レストランでも普通に置いてあるので、ビールを飲まない人でも外食時に困ることはあまりありません。子どもから大人まで大人気ですよ。


終わりに:ドイツの食は豊かで楽しい!

いかがでしたでしょうか。こうして挙げてみると、「ドイツ=ソーセージとビールだけではない」 ということが実感できるかと思います。
意外とバリエーション豊富だし、地域によって全然違った魅力があるので、旅行中に食べ歩きする楽しさはひとしお。もちろん、どこに行ってもそれなりに外食費はかかりますが、日本のように何万円もする高級店が乱立しているわけではなく、ほどほどの価格帯のレストランが安定して多いのもドイツの特徴。店選びで大失敗しにくいというメリットがあります。
とくにお肉好きの方は、ぜひぜひいろいろなレストランや屋台を巡って、本場の肉料理やソーセージを堪能してみてください。もちろん魚料理やベジタリアン向けメニューを置いているお店もあります。みなさんのドイツ旅行が、美味しい食べ物との出会いにあふれた素敵な時間になりますように。

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それでは、次回の記事でまたお会いしましょう! Tschüss!(チュース / ドイツ語で「バイバイ」)

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