日本・静岡の水の都?三島・沼津で行ける水資源・環境を学べるスポット【社会科見学】
みなさんこんにちは。
水資源についてもう少し体験しながら知見を深めたいのにどこに行くべきか迷ってる方はいませんか?
そう、静岡の関東寄りに位置する三島市ならなんと!沢山水資源について学べるところがありますよ。
今回はそんな三島や三島周辺の水資源や環境学習関連スポットをご紹介いたします。
自主的な課外学習や学校や研修の候補としてもぜひ参考になれば幸いです。
グリーンツーリズムとしてもいいですね!
普通に三島は自然にあふれていて遊びに行くだけでも十分癒される場所なのでお勧めです。
それでは、どうぞ。
目次
三島市が水資源で有名になったのは、「せせらぎ事業」というまちづくり計画がきっかけ
三島市は、静岡県東部にある人口約13万人の市です。富士山麓の湧水と豊富な河川水に恵まれた土地柄から、古くから「水の都」として知られてきました。しかし、近年は都市化や工業化の影響で水資源の減少が深刻化し、三島市も例外ではありませんでした。
そんな三島市が再び水資源で有名になったのは、**「せせらぎビジョン」**というまちづくり計画がきっかけです。この計画は、1996年に三島商工会議所が創立50周年記念事業として策定したもので、「歩きたい街」、「住みたい街」をつくるために、水辺空間の再生を核としたまちづくりを進めることを提唱しました。
具体的には、以下の取り組みが行われました。
- 暗渠化されていた川を再び地上に流す
- 河川敷に親水公園や遊歩道を整備する
- 水辺の景観を活かした街並みづくりを進める
これらの取り組みによって、三島市中心部はかつての「水の都」としての面影を取り戻し、市民の憩いの場として親しまれるようになりました。また、水辺の環境が改善されたことで、生物多様性も回復し、蛍やカワセミなどの水生生物が再び見られるようになりました。
三島のこのプロジェクトの成功は、三島市が水資源を活かしたまちづくりを進めるだけでなく、市民の意識を高め、水資源の大切さを共有するきっかけにもなりました。(今後も引き続き進められるとのこと)
これによって、三島市は水資源で有名な都市として全国的に注目されるようになり、多くの視察団が訪れています。三島市の取り組みは、他の都市の水資源保全やまちづくりにも参考となるものとして評価されています。
三島市の取り組みは、水資源を活かしたまちづくりを進めるだけでなく、市民の意識を高め、水資源の大切さを共有するきっかけにもなりました。
徒歩圏内もたくさん!三島駅周辺の見所
こちらのセクションでは徒歩圏内で散策・訪問できる場所をご紹介します。
源兵衛川(げんべえがわ)
源兵衛川:敷石の上を歩ける美しい川。
ここは洪水していなければ、川の間にスキップしながら渡れる小石があったりなどして、子供から大人まで歩いて楽しめる川です。
個人的には三島の水関係の場所というと、まずこの源兵衛川を思い浮かべます。
源兵衛川は、静岡県三島市を流れる全長約1.5kmの川です。三島駅から徒歩5分ほどの場所に位置し、美しい景観と豊かな自然を楽しむことができます。
川の中には飛び石や木道が設置されており、せせらぎを感じながら散策を楽しむことができます。春には桜、夏にはホタル、秋には紅葉と、四季折々の風景を楽しむことができます。
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名称:源兵衛川
住所: 静岡県三島市芝本町10
(Google map:https://maps.app.goo.gl/uTq2EUSDS9BgwwHGA )
営業時間: 24時間営業
定休日: なし
入場料: なし
公式ホームページ: https://www.mishima-kankou.com/spot/287/
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旧中央水道水源&楽寿園(らくじゅえん)
明治時代に造られた水道施設。国の史跡に指定されています。
ついでに楽寿園も行ってみましょう。
こちらも三島駅からそれほど歩かなくても観光できるのがいいところです!
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名称:旧中央水道水源
住所:〒411-0855 静岡県三島市本町3−16
(Google map: https://maps.app.goo.gl/cRv1t9agYfibvsi99 )
アクセス:三島駅から徒歩圏内
開閉時間:なし(屋外)
入場料等必要費用:なし
公式ホームページ:https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn025680.html
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三島市郷土資料館
三島の歴史や文化に関する資料を展示している博物館。水資源に関する資料も展示されています。
楽寿園の中にありますので、いったらついでに入って見ましょう!
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名称:三島市郷土資料館
住所:〒411-0036 静岡県三島市一番町19−19−3
(Google map: https://maps.app.goo.gl/t6rvZJcEF9R9GjTc9 )
アクセス:
開閉時間:午前9時~午後5時(4月~10月)
午前9時~午後4時30分(11月~3月)
(楽寿園入園受付は閉園30分前まで)
入場料等必要費用:無料(ただし、楽寿園入園料が300円別途かかります。
15歳未満は無料、学生は学生証提示にて無料)
公式ホームページ:http://www.city.mishima.shizuoka.jp/kyoudo/
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柿田川&柿田川公園
柿田川: 富士山の伏流水が湧き出る日本一長い湧水河川。
三島のきれいな水資源を知るにはまずここに行くしかないでしょう!
これを見ると、普段都心などの川がいかに汚れているか‥‥
否、いかに三島の水がきれいかを体感することができます!
日本国内でもこんなに違うんだなと衝撃的なはず。
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名称:柿田川&柿田川公園
住所:〒411-0907
静岡県駿東郡清水町伏見71番地の7(国道1号沿い)
(Google map: https://maps.app.goo.gl/xbZ21gL2xjrMZ64Y7)
アクセス:
開閉時間:なし(屋外)
入場料等必要費用:なし(屋外)
公式ホームページ:https://www.town.shimizu.shizuoka.jp/toshi/toshi00054.html
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三嶋大社【番外編】
柿田川に行くならついでに近くにある三島大社にもよってしまいましょう!
三嶋大社は例鰐も大修理がされた素敵な社(やしろ)です。
三嶋大社は伊豆国一宮として知られ、源頼朝をはじめ多くの武将に崇敬されてきました。
境内には国の重要文化財に指定された本殿や幣殿、拝殿などがあります。
毎年7月に行われる「三島夏祭り」は、国の無形民俗文化財に指定されています。
商・工・漁業者の厚い崇敬をうけており、最古だと奈良や平安時代からこの三島大社に関する記述が見つけられているだとか。ものすごく歴史がある場所ですので、ぜひ気になる方は行ってみましょう!
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名称:三嶋大社
住所:〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1−5
Googleマップ: https://maps.app.goo.gl/iczbe6rAQounvSaK8
アクセス:
電車:東海道本線三島駅から徒歩約15分
バス:JR三島駅バスターミナルから伊豆箱根バス「三嶋大社」下車すぐ
車:東名高速道路沼津ICから約20分
開閉時間:
拝殿:6:30~17:00
神苑:9:00~17:00
入場料等必要費用:
拝殿:無料
神苑:大人300円、小学生150円
公式ホームページ:http://www.mishimataisha.or.jp/
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窪の湧水(くぼのゆうすい)
三島は様々な場所で湧水に触れることができる機会がありますが、窪の湧水は特にその中でも観光地として有名なスポットです。
駅からそこそこ歩く程度ですので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
綺麗な水と、そしてその周辺環境を説明してくれる看板もありますよ!
夏は蚊に刺されやすいので注意したほうがよさそうとのこと。
蚊よけを持っていきましょう。
(個人的には蚊よけシートのほうが海外にも持っていきやすくて好き)
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名称:窪の湧水(くぼのゆうすい)
住所:〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1−5
(Google map: https://maps.app.goo.gl/ya4FStP26C3TJymQ7 )
アクセス:
富士急静岡バス「竹原」下車徒歩約5分
三島駅から徒歩30分強
開閉時間:なし(屋外)
入場料等必要費用:なし(屋外)
公式ホームページ:http://www.mishimataisha.or.jp/
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狩野川(かのがわ)
富士川水系最大の河川。河川敷では様々な自然観察ができます。
読み方にご注意!(私もこの記事を書くまで「かりのがわ」だとおもいました)
狩野川は、静岡県を流れる一級河川で、富士山の伏流水が主な水源です。一方、柿田川は、狩野川支流の一つで、富士山の伏流水が湧き出ることで知られる日本一長い湧水河川です。
水量
- 狩野川: 流域面積852㎢、年間総雨量1,800mm、流量約5.5m³/s
- 柿田川: 流域面積4.4㎢、年間総雨量1,800mm、流量約0.2m³/s
狩野川は、柿田川と比べて流域面積が200倍以上大きく、年間総雨量もほぼ同じため、流量が30倍以上多いことがわかります。
水質
- 狩野川: BOD 1.0mg/L以下、COD 2.0mg/L以下、透明度10m以上
- 柿田川: BOD 0.5mg/L以下、COD 1.0mg/L以下、透明度20m以上
狩野川と柿田川は、いずれも水質が良好で、BOD、COD、透明度はいずれも環境基準を満たしています。しかし、柿田川の方がBOD、CODが低く、透明度が高いため、より水質が良いと言えます。
狩野川は、農業用水、工業用水、上水道、発電用水など、様々な用途に利水されています。一方、柿田川は、農業用水と観光に利水されています。
狩野川と柿田川は、いずれも鮎、イワナ、ヤマメなどの魚類が生息しています。しかし、柿田川は湧水河川であるため、水温が安定しており、より多くの魚種が生息している可能性があります。
狩野川は、柿田川と比べて流域面積が大きく、流量が多いという特徴があります。水質は、いずれも良好ですが、柿田川の方がより水質が良いと言えます。利水に関しては、狩野川の方が様々な用途に利水されています。環境面では、いずれも魚類が生息していますが、柿田川の方がより多くの魚種が生息している可能性があります。
参考情報
- 狩野川水系: https://www.mlit.go.jp/river//basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/pdf/03_kano_gaiyou.pdf
- 柿田川: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%BF%E7%94%B0%E5%B7%9D
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名称:狩野川
住所:〒410-2411 静岡県伊豆市能坂902
(Google map: https://maps.app.goo.gl/ixu7BZNRdrda9zP17 )
アクセス:
(1)伊豆長岡駅から徒歩で2分
(2)修善寺駅から徒歩で5分
(3)大仁駅から徒歩で5分
開閉時間:なし(屋外)
入場料等必要費用:なし(屋外)
公式ホームページ:国土交通省 狩野川https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/0501_kanogawa/0501_kanogawa_00.html
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狩野川放水路
狩野川放水路は、静岡県伊豆の国市と沼津市を流れる人工水路です。狩野川本流の洪水調節を目的として1960年に完成しました。延長約3km、幅約50m、深さ約10mで、コンクリートで覆われています。
狩野川放水路の特徴
- 狩野川本流の洪水調節を目的とした人工水路です。
- 全長約3km、幅約50m、深さ約10mです。
- コンクリートで覆われています。
- 3つのトンネルと2つの開放型水路で構成されています。
- 最大で毎秒2,000立方メートルの洪水を流すことができます。
- 放水路内には見学路が整備されており、徒歩で散策することができます。
狩野川放水路の歴史
- 1951年(昭和26年)着工
- 1958年(昭和33年)狩野川台風により工事中断
- 1960年(昭和35年)完成
狩野川放水路の役割
- 狩野川本流の洪水調節
- 沼津市への水資源供給
- 観光
狩野川放水路の観光
- 放水路内には見学路が整備されており、徒歩で散策することができます。
- 放水路からは、狩野川や駿河湾の景色を楽しむことができます。
- 毎年10月下旬には、放水路を利用した「狩野川放水路まつり」が開催されます。
狩野川放水路に関する情報
- 狩野川放水路:
- 狩野
- 狩野川放水路は、土木遺産としても評価されています。
- 狩野川放水路周辺には、柿田川や三島市などの観光スポットもたくさんあります。
狩野川放水路について、もっと詳しく知りたい場合は、上記の情報を参考にしてください。
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名称:狩野川放水路
住所:静岡県沼津市口野~伊豆の国市墹之上付近
(Google map: https://maps.app.goo.gl/RRZyPq9Zybhw3P3a8 )
アクセス:
●伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅より徒歩約20分
●東名高速道路沼津ICより約30分
開閉時間:月・水・金曜日の午前10時から午後4時まで。祝日や年末年始は除く
入場料等必要費用:無料
公式ホームページ:https://www.cbr.mlit.go.jp/numazu/river/shiryoukan/
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白滝公園
湧水を観察できる小さな公園。
この公園に関しては、三島市の観光公式サイトでも少しどんな様子か書かれていて面白いのでぜひ下記より読んでみてください!
とにかく、水がある中に気の木漏れ日がかかってとても綺麗な場所です。
写真を見ただけでも癒されます!
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名称:白滝公園
住所:三島市一番町1-1
(Google map:https://maps.app.goo.gl/A1oBWHU1pXCvUrCd8 )
アクセス:
三島駅から徒歩約5分
三嶋大社から徒歩約7分
開閉時間:なし
入場料等必要費用:なし
公式ホームページ:https://www.mishima-kankou.com/spot/480/
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沼津エリア
沼津というと三島からかなり遠いイメージもあるかもしれませんが実は徒歩圏内の場所もあります。
沼津港&沼津港深海水族館
次にご紹介する沼図水門も近く、一緒に行ってしまいましょう。
普通に観光地としてもかなり有名な場所なので、ぜひぜひ楽しみましょう。
干物なども食べられます。
食べ物が一番有名ですが、沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム等もあり、かなり楽しい!
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名称:沼津港
住所:静岡県沼津市千本港町128
(Google map: https://maps.app.goo.gl/GJNt5W3hZuoWb4t58 )
アクセス:JR東海道新幹線「三島駅」下車し、JR東海道線富士・静岡方面「沼津駅」下車
JR沼津駅南口から 約15分
・伊豆箱根バス 1番乗場
・東海バスオレンジシャトル 2番乗場
開閉時間:特にないが、午前中に行くことをお勧め
入場料等必要費用:特になし、各施設はある可能性もあるため行きたい場所の関連施設の情報を集めましょう
公式ホームページ:https://numazukanko.jp/feature/numazukou-tanoshimikata/top
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沼津水門 /沼津港大型展望水門 びゅうお Numazu Port Observatory Water Gate
水門見に行くのはとてもいいと思います!
沼津港に行ったついでにこちらも寄りましょう!
大迫力です!
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名称:沼津水門 /沼津港大型展望水門
住所:〒410-0867 静岡県沼津市本字千本1905番地の27
(Google map: https://maps.app.goo.gl/JQt7UAwbC2isjuWu8 )
アクセス:バス:JR沼津駅南口 1番・2番乗り場 沼津港下車
開閉時間:10時~20時(木曜日は14時まで)
入場料等必要費用:
大人100円
小人50円(小中学生)
公式ホームページ:https://numazukanko.jp/feature/numazukou-tanoshimikata/top
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千本浜公園
沼津港大型展望水門「びゅうお」から徒歩圏内にある千本浜公園は、駿河湾に面した広々とした公園です。東海道屈指の景勝地として知られる千本松原を有し、海と松林のコラボレーションを楽しめる絶景スポットとして人気を集めています。
公園内には、松林の中を縫うように整備された遊歩道があり、潮風を感じながら散策を楽しめます。松林の隙間から差し込む陽光が美しい木漏れ日の中を歩けば、心身ともにリフレッシュできます。
遊歩道を歩くと、駿河湾の美しい海岸線と雄大な富士山を眺めることができます。特に夕暮れ時の景色は格別で、茜色に染まる空と海、そしてシルエットで浮かび上がる富士山の光景は、忘れられない思い出となるでしょう。
公園内には、若山牧水や井上靖など、この地を愛した文人・歌人の歌碑や文学碑が設置されています。これらの碑を見ながら散策すれば、千本浜公園の歴史と文化に触れることができます。
公園内には、複合遊具やブランコなど、子供たちが思いっきり遊べる児童公園があります。海を眺めながら遊べる公園は、子供にとっても最高の遊び場となるでしょう。
千本浜公園では、毎年様々なイベントが開催されています。春には桜、秋には紅葉が楽しめるほか、夏には海水浴場として賑わいます。また、沼津港まつりなどのイベント期間中には、露店が立ち並び、多くの人でにぎわいます。
海と松林の自然環境について学べる
歌碑や文学碑を通じて、歴史と文化に触れることができる
児童公園で自然と触れ合いながら遊ぶことができる
駿河湾の美しい海岸線と富士山を眺めることができる
沼津港まつりなどのイベントに参加できる
遊歩道は一部段差があるため、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
夏場は海水浴客が多いため、日焼け対策をしっかりとしましょう。
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名称:千本浜公園
住所:本字千本1910-24
(Google map: )
アクセス:JR沼津駅南口からバスで10分(千本公園または千本入り口下車)
開閉時間:なし
入場料等必要費用:なし
公式ホームページ:https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sumai/park/kouen/kobetu/senbonhama.htm
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沼津市送水管理センター(泉水源地)
静岡県駿東郡清水町にある、沼津市民の水源。一年に一度の一般公開もあるだとか!
こちらの一般公開時期を狙って行くのもいいかもしれませんね。
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名称:沼津市送水管理センター(泉水源地)
住所:〒411-0906 静岡県駿東郡清水町八幡
(Google map: https://maps.app.goo.gl/9tguQ6GYtmw5xCMUA )
アクセス:最寄りバス停
沼津市泉水源地
約187m 徒歩で約2分
バス乗換案内 | バス系統/路線
清水町温水プール
約416m 徒歩で約5分
バス乗換案内 | バス系統/路線
長沢口〔駿東郡清水町〕
約423m 徒歩で約5分
開閉時間:不明、別途公式にお問い合わせください
入場料等必要費用:不明、別途公式にお問い合わせください
公式ホームページ:https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sumai/suido/shokai/shisetu.htm
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【ちょっと遠い】伊豆の修善寺
静岡県伊豆市にある、修善寺温泉の独鈷の湯は伊豆最古の温泉です。 807年、この地を訪れた高僧空海が、親孝行な少年に心打たれ、手に持っていた独鈷(仏具)で川の岩を打ち温泉を湧き出させたと伝えられています。 現在は見学のみで手足をつけたり、残念ながら入浴は不可となっています。
807年、高僧空海がこの地を訪れ、親孝行な少年に心打たれ、手に持っていた独鈷(仏具)で川の岩を打ち温泉を湧き出させたと伝えられています。 修善寺温泉発祥の温泉で伊豆最古のものといわれています。
独鈷の湯は、修善寺川(通称:桂川)の川中に位置し、土台の岩や大きな石を組んで浴槽をかさ上げしています。 かつては入浴することができましたが、現在は法律上の浴場としての位置付けではないため禁止されています。 現在は見学のみで手足をつけたり、入浴することはできません。
修善寺温泉の泉質は、無色透明、無味無臭の単純温泉で、冷え性や関節のこわばりのほか、自律神経不安定症、不眠症などに効能があります。 またph8.5のアルカリ性のため、古い角質を落とすクレンジング効果があり、美肌の湯ともいわれています。
独鈷泉は、独鈷山の山麓に位置する温泉地で、桜の名所、前山がすぐ近くにあります。
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名称:独鈷の湯
住所: 静岡県伊豆市修善寺
(Google map: https://www.google.com/maps/@35.7481531,51.3814418,17z?hl=fa )
アクセス:JR修善寺駅から徒歩約15分
東名高速道路沼津インターチェンジから車で約30分
駐車場あり
開閉時間:24時間自由見学可能
入場料等必要費用:なし
公式ホームページ:https://www.shuzenji-kankou.com/
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【番外編】韮山反射炉
韮山反射炉は、江戸時代に海防のために造られた砲台跡です。 現存する反射炉としては日本最大級の規模を誇り、国の特別史跡に指定されています。
1842年(天保9年)に完成した韮山反射炉は、当時の最新技術を駆使して造られたものです。 当時は、外国船の来航に備え、海防強化のために重要な役割を果たしました。
反射炉内部を見学したり、当時の砲撃の様子を再現した映像を見ることができます。 また、周辺には韮山竹林や韮山江川邸など、歴史的な観光スポットが数多くあります。
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名称:韮山反射炉
住所:〒410-2113 静岡県伊豆の国市中268
(Google map: https://maps.app.goo.gl/88itDYPvF4iCKY1Q8 )
アクセス:伊豆長岡駅から韮山反射炉まで約1.8km、徒歩で約30分
開閉時間:9時00分~16時30分
入場料等必要費用:児童50円、大人(高校生以上)500円
公式ホームページ:http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka_bunkazai/manabi/bunkazai/hansyaro/
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【その他自然のある観光スポット】
裾野市:五竜の滝
五竜の滝は、静岡県裾野市にある景勝地です。 富士山の雪解け水を集めた黄瀬川が、溶岩の断崖を流れ落ちる5本の滝で構成されています。 幅約100m、高さ約12mの迫力満点の景観は、まさに「五竜が躍動する」様と例えられています。
「五竜の滝」という名前の由来は、5本の滝がそれぞれ「雪解」「富士見」「月見」「銚子」「狭衣」と名付けられていることに由来します。
五竜の滝は、1936年に静岡県の天然記念物に指定されています。
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名称:韮山反射炉
住所:〒410-2113 静岡県伊豆の国市中268
(Google map: https://maps.app.goo.gl/88itDYPvF4iCKY1Q8 )
アクセス:
開閉時間:9時00分~16時30分
入場料等必要費用:児童50円、大人(高校生以上)500円
公式ホームページ:http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka_bunkazai/manabi/bunkazai/hansyaro/
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箱根:
温泉や自然景観で有名な観光地。芦ノ湖や大涌谷など、水資源に関する見所もたくさんありますね!
結構それほど遠くないので(山奥ですが)もし行けそうなら箱根まで足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
三島付近は本当に水資源に恵まれているので、水資源に興味関心がある方、ただただ水を見て癒されたい方、全員に行ってみてほしい場所です!
ついでにおいしいうなぎでも食べてきてください。
水資源に関するほかの記事についてはこちらを見てみてください。