【就活】スペイン語が使える仕事探しのサイト・ヒントを紹介
みなさんこんにちは、みなみです。
スペイン語をこれまで学んできて、また、スペイン語圏の文化や経済を学んできて、せっかくならそのスキルを活かして仕事をしたい・・と考えている方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回はスペイン語を使ってできるお仕事について探しやすいサイトについて、書ける部分は経験則踏まえご紹介いたします!
主にスペイン語圏に関心の高い日本人向けの内容ですが、日本に関連のある仕事を探しているスペイン語圏出身やルーツのある方にも参考になるかもしれません。
目次
スペイン語圏と日本の主な仕事
スペイン語圏と日本を結びつけるための仕事というのは幅広くありますが、一番大きいのは食品の輸出入やエネルギー関連、旅行業、その他通訳などだなと感じます。
ラテンアメリカに限っていえば、例えば南米ですと鉱山系の業務も多いかもしれません。
外務省など、公的な立場として働くことも可能だと思います。
スペインはよくわからないのですが、もちろん就業経験があると望ましいには望ましいと思いますが中南米はとにかく日本人というだけで日系企業関連の働き口が何かしらあるというのは正直あるかもしれません。(希望の職があるかはさておき)
使えるものは使っていきましょう!
主なサイト
Instituto Cervantes
Instituto Cervantes(インスティトゥト・セルバンテス東京)は日本にもある、スペインの、スペイン語圏の文化を広める活動をしている団体です。
DELEという、スペイン語の国際的な資格として有名なものもこちらのInstituto Cervantesが運営しています。
こちらはスペイン語圏の文化を日本で広めるために普段はラテンアメリカ・スペインの映画や本など日本人が触れられるような形で提供しているのが有名ですが、なんとありがたいことに求人サイトもあります。
主な求人の内容は大使館やエネルギー産業系企業、メキシコ駐在系のものをよく見ます。
日本人だけではなく、スペイン語圏出身の方にとっても日本に住める機会のありそうな求人があったりします。
エスハポン広場
エスハポン広場は公式サイトによると「無料で一定期間情報掲載できる告知コーナーとして「売ります・買います」「アパート貸します」「探しもの」「求人」「イベント告知」等の情報を、1件あたり日本語150文字、スペイン語200文字を目安にご掲載頂けます。」とのことで、スペイン現地の日本人向けの賃貸物件や求人、イベント情報がメインで掲載されています。
たまにですが日本語教師やスペイン語教師の募集なんかも見たことがあります。
スペインで就業や、留学中に何かやりたいなということがあればこちらをチェックいただけるとよさそう!
JICA Partner
PARTNERは日本外務省から独立した日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関が運営している採用ページです。
主な見るかる仕事は国際援助・国際協力活動に関連するものです。長期雇用を最初から探すというよりは年間契約スタイル(場合によっては更新あり)やアルバイト、ボランティアが中心です。
こちらはどちらかというと転職したい人に偏るかもしれません。でも、ボランティアレベルでもいいからとりあえず経験詰みたいという方には何か探していたらいいものが見つかるかもしれません。
より公的な仕事を探したい方や、経験をまずは優先させたい!という人にとっておすすめだと思います。おもしろい求人が多いので見ているだけでこんな仕事があるんだな~と勉強になったりもします。
Linkedin、日本の方はあまり使ってないのかもしれませんが、スペイン語など言語を使うということは国際的な外資系機関で働くことも考慮したほうがいいということで、こちらの欧米ではメジャーなLinkedinを使うことをお勧めします!
Linkedinは直接企業に応募することもできますし、世界のリクルーターがいるので、あなたの就職先を探す手助けをしていただけることもあります。
まずは自分の履歴を作成して、アピールしてみましょう。リクルーターから連絡をいただけるかも?
また、Linkedin上で募集されている求人も多々あり、なかなか日本語検索だけではたどり着けない求人に出会うこともできます。
Linkedin上で求人サイトのようにソートをかけて自分の関心のある分野の職を調べて応募することが可能ですので、ぜひ気になった方は見てみてください。
ボストンキャリアフォーラム
世界最大の日英バイリンガルのための就職・転職イベントとうたわれているイベントです。
こちらは意外とスペインなどからも近いのかも?
参加対象者は公式サイトによれば
「日本語力、英語力共に少なくとも初級レベルをお持ちの方で以下のいずれかの条件を満たす方:
日本国外の大学の学士又はそれ以上(修士、博士等)の学位をお持ちの方、又は取得予定の方
留学経験をお持ちの方で日本の大学の学士以上の学位をお持ち(取得予定)の方
留学経験をお持ちの職務経験者や海外での職務経験をお持ちの方」
とのこと。
両方ネイティブレベルでなければ参加できないというものではありませんのでご安心を(もちろん語学力が高いに越したことはないですが)
私も留学したことをきっかけにこちらを使ったことがあります。
これ、大事なのは、あちらでコネクションを当日作ろうとするのではなく事前に準備するレジュメや選考を進めておくことです。
選考に実際に参加したり、現地で知らなかった企業が実はすごかった!ということがありますので一度行ってみては?また、本イベントを通して新しい友人ができたりもします。
ボストン観光もできるしもうこれは関心のある企業や団体があれば資金と時間さえ都合が合えば行ってみてもいいのではと思ったりします。
このイベントに参加される企業はかなり多種多様ですが、基本的には日系企業が多いと思います。あとは日本の公的機関や外資系企業団体など。
基本的には日英のバイリンガル向けのイベントですが、アメリカはラテンアメリカとも関係が深いのでラテンアメリカの仕事を探している場合は参考になると思います。
各国の商工会議所
各国の商工会議所は意外と見落とされがちですが時折求人情報の掲載を見かけます。
また、自分が職探しをしているときは逆に自分について公開することも場合によっては可能となりますので、スペイン語圏現地駐在ができる日系企業の求人などに応募することもできるかと思います。
例えば、チリなら日智商工会議所という団体があり、そこが求職の助けになるような掲示板の運営を行っています。
各国に探せばあるのではないかなと思いますので、ぜひ探してみてください。
逆のバージョンがあるか(すべてのスペイン語圏の商工会議所があるのか)不明なのですが、少なくともスペインには在日スペイン商工会議所(Spanish Chamber of Commerce in Japan)があるみたい。
そのほかの探し方
ほかにも、自分に関心のある企業がどういうものなのか探す方法として、まず自己分析は大切だと思いますが、例えば、輸出入関係で、特にメキシコと日本のやり取りがある食品関係の仕事に興味があると感じているのならば、Foodexという国際食品エキスポが日本で例年開催されておりますのでそこにどんな企業が出店しているのか確認してみたり、とにかく国際的なところで何かラテンアメリカ関連の動きがないか見てみるとヒントが隠れていたりするかもしれません。
また、スタートアップ企業を探してみるともしかしたらスモールサイズのビジネスもあったりするのかも?そういう場合はWantedlyなんかも活用できますよね。
探し方はもちろん今回ご紹介した以外にも多種多様、百人十色だと思います。
自分の納得いく形でいいお仕事が見つかるとよいですね!
準備するもの
下記は、必ずしも当てはまるわけではありませんが、あったらいいのかな、というものをご紹介いたします。
スペイン語のレジュメ(履歴書)
スペイン語の履歴書を用意しておきましょう!
何かチャンスがあったり、リクルーターに声をかけられたときによりスムーズになります。
日系企業ならいらないと思いますが、念のため必要か確認の上、ご準備ください。
DELE
DELEというのはいわゆるスペイン語版のTOEFLのような資格です。
DELEは資格としてA1-C2までの、ヨーロッパ言語特有のレベル別に段階が区切られ、DELEは国際的な資格となります。一度とってしまえば有効期限も永久です。
正直なところ、DELEは面接試験がとても楽しいです。
陽気な感じで面接官と会話することを意識すれば、自然と点数にもプラスで反映されるはず!
大使館レベルで求められるのは大体C1くらいですが、B1が大体大学の交換留学可能レベル、B2はコミュニケーションもある程度とれるものとして評価されます。
スペイン語検定
スペイン語検定も、ないよりはあるといいですよね。ただ、スペイン語検定は翻訳者としての技能をどちらかとみており、スペイン語を使えるかどうかのレベルの証明だとDELEのほうが強いかと思います。
日系企業でスペイン語を使う業務があるような求人や逆に日本とのやり取りが多いスペイン語圏の求人には効果的だと思われます。
ビザの確認
見落としがち?なのは、ビザがその仕事に勤務することで企業あるいは団体に準備されるのかというところです。
ビザがないとその国で働けませんので、自分の出生地外の国で勤務したい場合は必ず確認しましょう!
終わりに
いかがでしたでしょうか。
このサイトは知らなかった!など、参考になれば幸いです。
陰ながらすべての仕事を探している方を応援しています!