サステナビリティ,  家庭菜園

【三富今昔村】自然に触れ合いながらサステナビリティが学べる施設に行ってきた!

みなさんこんにちは、みなみです。

最近、関東や都市部に住んだりしていて自然に触れてない方、いらっしゃいませんか?

気候変動や環境、サステナビリティについて興味があるけれど、最初の緩めの一歩を踏み出す方法がわからない方はいませんか?

ペットやご家族と自然を楽しみたいが、キャンプなどはまだハードルが高い方、、、いないでしょうか。

本日は、それらのニーズを解決してくれるような、埼玉県のふじみ野と所沢駅の間にある「三富今昔村」という素敵な自然にあふれる学べる場所を見つけたのでご紹介いたします!

循環がテーマの施設で自然にあふれる空間

ここの施設のテーマは『循環』です。

もともとはここはここはかつて、不法投棄が繰り返されるゴミの里山でした。

それが、リサイクル企業の石坂産業という企業が再生を試み購入し、リサイクル場としたそうです。

ここのものは、可能な限り施設内でエネルギーから資源、食べ物、が完結できるような仕組みになっています。

自然エネルギーについても、なんとできる限り地熱等を利用して、足りないものは他社より再エネ電気を購入して再エネ率は100パーセントとのこと!現時点で100%というのはなかなかです。

ここの施設のメインであるでリサイクル工場が中心にあり、周りを囲むように自然にあふれた庭やグランピング場所があります。

施設はとても広いです!

なんと東京ドーム4.5個分とのこと。

大体2.5㎢程度でしょうか。広い!!

生態系・家庭菜園の勉強になる広い庭

さらに入り口から少し歩くと家庭菜園をヒントにするフレーズがたくさん!植物の説明に書いてありました。

たとえ家庭菜園をやってないような人が行っても、やりたくなっちゃうと思います。笑

実はここの庭、一つ一つ生えている庭園のハーブやその他植物の有用性について紹介してくれるミニ看板がそこら中にあるんです!

とても勉強になるし、ただの庭が知識があるだけでより楽しめます。

個人的には、蜜源という言葉をここで初めて知りました!

(蜜源というのは、ミツバチが来るようにするような植物のことです。)

植え合わせの勉強にもなったりして、家庭菜園を楽しんでいるものとしては非常にうれしかったです。

ニホンハッカとその説明をする看板

本当は撮った写真を全部このブログ記事でご紹介したいところですが、ページが重くなってしまうので自重します。

ミモザなど、なかなか日本では珍しい?植物たちも見れたり、昔よく見たあの植物がこういう名前で、こんな効果があったんだ!など、いろいろ勉強になりました。

施設のレストランにはSDGsや環境に関する本がたくさん!好きに読めます

これは、一番個人的に私が気に入ったところがここです!

本がたくさんあって、どんな著者がどんな意見を出しているのか、どんな問題点があり、それを解決するためにどこまで日本や世界が進んでいるのかなど、ここで本を読んでいるだけで学ぶことがたくさんあります。

こんな本もあるんだな~~と思いました。有名な本から、あまり見たことなかった本まで、ずらりとあります。

ここのレストラン、雰囲気がよくて、その場の有機野菜が食べられるだけではないんです(これだけでもすでに十分ですが)

なんと、サステナビリティや環境、里山学、生態系など…とにかく自然と深く関わりのある本がずらりと!!あるのです。

もはやここまで行くとおしゃれな図書館です。

お茶もありますので、ごはんに食べに来るだけではなく、おなかがすいてなくとも図書館気分で遊びに来てもいいなんてすばらしいと思いませんか。

素敵な大きなお庭もありますので、朝から夕方まで友人とまったりするのもいいと思います。

私は平日に行きましたが、お昼こそランチをしにいらっしゃるかたが数名いましたが、満席レベルで混んでいるわけではなく、素敵なテラス席まであるので、ゆったりした空間で自然を楽しみながら学べる場所が用意されています。

特に有名な石坂産業の現社長、

五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記

中には、緩めのものももちろんあります。

ボタニカルライフという本があること、知りませんでした。

私の家庭菜園日記もいつか書籍化できるかも!?^v^

現地でとれた負荷の少ないご飯も頂けます

レストランも併設されており、一日中楽しめる場所となっています。

正直なところ値段はお手頃ではないのですが、ぜひいらしたときは記念にオーガニックな野菜やよりサステナブルなお肉が楽しめるこちらのレストランに立ち寄ってみてはいかが?

サラダのドレッシングがおいしかったです!

私はちなみに、本日のおすすめだったカモ肉のフェットチーネを頼みました。

サラダがおいしかったです。

同行者が食べていたランチ。野菜多めで嬉しい

あと、セットのエルダーフラワーのドリンクがおいしかったです。

ステビアが入ってるとのことで、とても甘かったけど、冬に行ったので温かい飲み物で大変助かりました!!

テラス席もあったりして、外でおいしい空気を吸いながら食べることもできます!

あとはおいしそうなパンも売ってましたね。

食パンがめちゃくちゃ巨大で、「アニメサイズだ~!」と心の中ではしゃいでいました。

アニマルウェルフェアに則った動物飼育

この施設にはヤギ、鶏がいて、循環型の施設を創造するために飼育されています。

ヤギは周辺の草を食べてくれて、鶏はレストラン内の卵や鶏肉の提供のためです。

通常、鶏を食育としていただくには、肉質の都合上1年目の若鳥なのですが、こちらでは卵を産めなくなったような3年目の鶏をいただくようです。

ヤギが個人的には特にかわいくて癒されました。

ヤギは実は再エネ系でよく飼育されていたりするんですよね。ソーラーパネルの蓄電率を変える雑草を食べてくれるので。

万が一レストランでご飯が食べきれなくとも安心してください。食べ物の残り物は鶏のご飯になるみたいです!(一番いいのは残さないことですけどね)

施設の近くで歩いていた烏骨鶏たち

あと、これは直接関係ないと思うのですが、三富今昔村

近所に烏骨鶏(うこっけい)が歩いていました。

放し飼いされていたのか?もふもふしていて、かわいかったです。笑

ペットも連れていけて家族全体でも楽しめる!

正直なところ、週末に行ったことがまだないのでどの程度混んでいるか想定できないのですが、少なくとも平日はゆとりのある感じでした。リサイクルツアーの時だけ参加者は結構いたのですが、施設の利用だけならゆっくり楽しめると思います。(あ、お昼の時間はレストランも半分くらい席が埋まっていたかも)

ペットを連れて行く場合はこちらをチェックくださいね。

もちろん、小さいお子さんでも遊べそうな施設がありますよ。

小さな小屋なんて、子供の頃憧れませんでしたか?

あと、ミニ鉄道なんかもありました。

もちろんお土産屋さんもあります!

エコモアチップという、石坂産業で木材のリサイクル品として出た、木材のチップだったり、家庭菜園用のフェルトのプランター、フェアトレードのコーヒーなど、見ているだけでも楽しいです。

自然がたくさんなのに都心からもアクセス良好

最後のいいところは、所沢駅から無料の送迎バスが出ているところです。

時間は結構限られるのですが、無料送迎バスが出ていると聞くだけで行く気になりませんか!?

ぜひ、この機会に行ってみてください!

もし、メインのリサイクル工場が気になる!こんなに循環を意識している石坂産業って何者!?という場合は、こちらに見学ツアー体験レポートを公開してますので合わせて観覧してみてください。


アクセス:

  • 〒354-0045 埼玉県入間郡三芳町上富1589-2
  • 車で所沢ICより車で約20分。駐車・駐輪場完備
  • 電車で東武東上線「ふじみ野駅」・西武線「所沢駅」⇔交流プラザ間を無料送迎バス運行中
    各駅よりバス乗車で約30分

参考:石坂産業株式会社

   三富今昔村  

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