水の日、水に関連する日ってこんなにある。【記念日】
皆さんこんにちは。
先日8月1日は水の日でした!
日本では8月1日が一番水関連の日で有名な気がします。
でも、実は水に関連する日って3月22日だけじゃないんです。
今回は、そんな日本と世界で制定されている水にちなんだ記念日をご紹介いたします。
ぜひ水関連でイベントを考えていたり、水資源に関して知見を深めたい場合はイベントが開催されている場合が多いのでこれらの日付をチェックしてみてください!
目次
2月2日 世界湿地の日 World Wetlands Day
2月2日は世界湿地の日です。
湿地の保全と賢明な利用を促進するため、2021年8月に国連総会は、この日を国連の定める「世界湿地の日」と決定しました。
比較的、最近制定された記念日ですね!
湿地は、湿地の生態系が作られており、地球や人間にとっても重要な役割を果たしています。
再生された湿地は、豪雨や洪水に対 するスポンジとしての役割を果たしており、 沿岸の高潮を緩和し、異常気象の中 で地域社会を守ることができます。
また、湿地は自然に水をろ過し、汚染物質を除去し、地域の水の供給を促進しています。
ラムサール条約として『国際的に重要な湿地に関する条約』というのがあります。
参考:環境省 ファクトシート
3月22日 世界水の日 World Water Day
3月22日は世界水の日です。
おそらく、一番世界で有名な水関連の日ではないでしょうか?世界でも日本でも、この日の前後でイベントやウェビナーが多く開催されているように感じます。
世界水の日は、その名の通り1年に一度、水について考えるために制定された日です。
「世界水の日(World Water Day)」は、淡水の保全と持続可能な淡水資源管理の促進への人々の意識を啓発し、各国の行動につなげるため、1992年12月の国連総会で制定されました。
世界水フォーラムなんかは毎年この世界水の日に合わせて3月中に開催されています。
ちなみに2024年はインドネシアのバリで開催されます!
6月8日 世界海洋デー World Ocean Day
6月8日は、 World Ocean Day(世界海洋デー) です。
これが制定されたのは2008年、こちらも国連総会で制定され、海の大切さについて考える日です。
これに際して、多くの海洋関連イベントがハイレベル、また地域レベルで開催されています。
海洋系は、やはり海洋ごみやプラスチックごみ関連のイベントが多いみたいですね。RIVIERAからは「LOVE OCEAN」というイベントも紹介されているようです。
Click here to display content from www.riviera.co.jp
8月1日:水の日
この日は、日本政府が決めたこともあり、日本の省庁関連でのイベントが多いかもしれません。
ちなみに関連して水の週間(8月1日~7日)というのもあります。
水関連の学術イベントとかはこの期間にやっているものが多かったりします。
水の日の催し物はやはり国内最大級?ということもあり、様々なものが国内で開催されています!
詳しくは下記を見ていただければと思います。
水の日の国交省催し一覧
水資源功績者表彰
全日本中学生水の作文コンクール
水とのふれあいフォトコンテスト
「#水源地行ってみた」キャンペーン
水の週間打ち水大作戦
都道府県等が実施する「水の週間」関連イベント
「水の日」応援大使「シャワーズ」派遣
「水の日」ブルーライトアップ
11月5日 津波防災の日
こちらも日本で設定されたものです。11月5日は「津波防災の日」です。
東日本大震災発生後の2011年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」で定められ、さらに2015年には国連総会でも同日を「世界津波の日」と定めました。
なぜこの日なのかというと、実は結構昔までさかのぼります。
安政元年(1854年)11月5日、安政南海地震による津波がいまの和歌山県広川町を襲った際、濱口梧陵が稲むらに火をつけ、津波から逃げ遅れた村人を高台へ導いて、多くの命を救った逸話 「稲むらの火」 の故事にちなんだものです。 (参考:和歌山県)
特に日本で重要な防災のシンボル、津波は、日本各地で多くの防災にまつわるイベントや催しがなされています。
11月9日 世界トイレの日 World Toilet Day
トイレは衛生と水の象徴です。
WASH(Water(水)、Sanitation(衛生設備)、 Hygiene(衛生促進))を考える日としてもってこいです!
世界トイレの日プロジェクトなんかが毎年やられているらしいです。こちらも、国連が制定した日ですね。
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12月1日 東京水道の日
12月1日は「東京水道の日」に制定されています。
東京都水道局は、一般社団法人日本記念日協会(本部所在地:長野県佐久市 代表理事・加瀬清志氏)より認定を受け、12月1日を「東京水道の日」に制定しました。
記念日は、東京の近代水道の始まりとして、淀橋浄水場から、神田・日本橋地区に給水を開始した1898(明治31)年12月1日に由来しています。
参考:東京都水道局プレスリリース
<番外編>
World Water Week
これは世界で制定されているわけではないのですが、世界的に有名なイベントの名前です。
これも夏の8月に毎年スウェーデンのストックホルムで開催されている、権威ある水関連の会議です。
多くの産官学がここに集い、一年に一度賞を受賞したり最新水動向の共有などがされています!
いかがでしたでしょうか。
もし教育などの指導の立場にある方は、この日を目安に学習者と水について学びを深めたり、外部でのセミナーを開催してみる、あるいは外部セミナーに参加してみるのもいいかもしれませんね。
水資源についてもっと記事を読んでみたい方はこちらからも確認してみてください。
水だけではなく、他の環境関連の日についても知りたい方は別記事を見てみてくださいね!