【体験】ボラバイトで農業をしてよかったこと6選【自然】
みなさんこんにちは、みなみです。
農業や牧場のお手伝いをはじめ、様々な日常生活で体験できないことを体験できるボランティアとアルバイトの一体化したサービス、ボラバイトが年を重ねるにつれ、人気になってきました。
ボラバイトについての簡単なまとめから参加方法についてはこちらからどうぞ。
私は2018年のゴールデンウィークを使って、岡山に農業+畜産体験をしてきました。今回はボラバイトが気になっているけどまだやるか迷っている。そんな方のために参考になればと私が農業のボラバイターになってよかったことを6つ述べていきます。
目次
色んな人に出会える
本当に、これにつきます。
ボラバイトを受け入れている場所は、そこで暮らしている人だけではなく、ボラバイトをするボラバイターの人たちもいろいろな業界からやってきます。私の場合は食品業界とアニメ業界で活躍している方とお会いすることができました。普段の生活では会うチャンスがない人たちでとても刺激的でした!
もちろん、ボラバイターは学生などの若い人だけではなく、セカンドキャリアを考えている人も参加をすると体験記からわかります。
まずボラバイト自体、ほとんど農業や自然・田舎に興味ある人しか来ません。まったく馬が合わないという人はなかなかいないのではないでしょうか。
観光目的でする方もいらっしゃると思いますが、そうするととっても幅広い業界の方・背景がある方・目指しているものが面白い方がいます。
中には長期でボラバイトを体験される方もいらっしゃるそうです。
ボラバイトのサイトを見た感じでは、台湾だったりワーキングホリデービザで日本に来ている方も参加している方がいらっしゃったのでそういう方ともチャンスがあれば会えるかもしれません。私が行ったボラバイト先でもワーホリで台湾から日本に来ていた女の子を受け入れたことがあるとおっしゃっていました。
田舎暮らしをイメージ・認識できる
将来田舎に住んでみようか考えている方は、シミュレーションするのにいい機会となるでしょう。
さらに、移住を考えている人にもうってつけの下見方法といえるのではないでしょうか。私の言った岡山県の市は積極的に若手就農者や移住者を受け入れていました。「自分がまだ若いけど、移住に興味がある」そんなひとは若い人は居るのか、聞いてみることもいいかもしれませんね。
私はもともと田舎育ちですが、なぜかやはり、農作業に関われたことは幼稚園や小学校の食育レベルの事しかなかったんですよね。
成長して成人した今となっては、幼稚園や小学校の時には理解できなかったメカニズムやなぜそれぞれその道具や農薬や方法をとっているのか、について学びながら作業ができるため、また違った見方ができます。このように農業を将来的に田舎でやってみようかな、と考えている人にとってはとてもいい機会だと思います。何より実際に住んでいる方と会ってお話しできる機会があるので、うまく活用するほかありません。
農業とは実際どういう事をしているのか、時期によって学べる
収穫のピーク的には夏だったりすることが多いと思いますが、季節によって農家の仕事内容は変わります。
ボラバイトで実際に行ける農家や畜産の方は忙しい時期にボラバイター(ボラバイトをする人)を募集します。
私は春のゴールデンウィークの時期に行ったので、ほとんど農業について一般的なイメージである収穫など、農作業らしいことは中心でやりませんでした。主にやったことは土地の開墾や牛のエサやりのお手伝いなどですかね。ほとんど開墾作業だったといっても過言ではないでしょう。
それでも私が言った場所は幅広い品種や、さらに牛の畜産業も行っていたので毎日違うことをやらせていただきました。すべての季節に行ったわけではありませんが、どの季節に行ってもやりがいは必ずあるでしょう。
毎日何の作業をやるかはそれぞれの受け入れ先でかなり変化があると思いますが、色々な体験をしたい方は品種は一つだけではなく、色々な事業をやっているところを選ぶとよいかもしれませんね。
私の場合は野菜や果物系、畜産系すべてやっている場所に行ってみたいと思っていたのでそういう場所を選びました。結果大満足で、本当にたくさんの事を色々な視点から教えていただくことができました。牛に思い入れは行く前までほとんどありませんでしたが、行って牛と触れ合ってから親近感や動物への関心が自然と高くなったと思います。
もちろん、一つの品種だけをつかっている場所でも幅は広いでしょう。直売所を持っていたり、加工などもしているかもしれません。
体を動かせる
これは本当にありがたい。体を動かすって、大人になってからだとほとんどチャンスがありません。自分でやらなきゃいけない!と思う限り、特にオフィスや都市部で働いている人にとってはいい気分転換になるでしょう。
ちなみに私の場合はおしりの筋肉痛がすごかったです。
立ったり座ったりを繰り返してたからかもしれません。私の場合はGWの1週間程度しか入れませんでしたが、心なしか少し引き締まった感じがしました。
新鮮な旬のものが食べれるかも!
これは下心感満載ですが、もしかしたらおトクに野菜や果物を食べれるチャンスかもしれません。
農作業や牧場などお手伝いする場所はたいてい田舎です。ですので、周りも農家の方がたくさん。おすそわけもあるかもしれませんね。
わたしと他のボラバイターの方もいろいろと地域の方に頂いて、大変お世話になりました。私が行った場所は自炊が前提だったのですが野菜はほとんど困りませんでした。
地域のバーベキューにも連れて行っていただいたりと、本当に(ただ私の行ったボラバイト先の方がすごく良かっただけで、ほかの場所は案外バイト感覚なのかもしれませんが・・・。でも、確率的には優しい受け入れ先の方が多いだろうと紹介文で伝わってきます)
私の伺った先はスナップえんどうを少し扱っていて、この時期にできた小さい実は捨ててしまうといったので集めて塩ゆでにさせていただきました(本記事のトップがのえんどうがとったものです)。小さくても味はおいしかったです。ボラバイト先の方々、ありがとうございます!
自然や生き物で気分リフレッシュ
ボラバイト先は東京や大阪の中心部に比べて、やはり自然が多い場所が多いです。畜産をやっているところや競馬用の馬のお世話のお手伝いができる場所では動物とも戯れることができますね。
田舎は虫がたくさんいるイメージがあるかもしれませんが、確かにいます。でもこんな虫がいたんだなぁとか、研究にもなります。なごみます。
虫で困ったことは私の場合ほとんどなく、むしろ地方に住んでらっしゃる方の方が虫嫌いだったりするかもしれません・・・?カメムシが部屋の中にいたりしましたけど、それ以外は特に何ともありませんでした。
動物の特性など、何故このような行動をとるのか、それぞれ理由があり見ているだけで面白いです。
植物にしろ、何故トマトはこのような育て方をするかなど、十分勉強になります。
個人的には山菜を取って食べるという体験をしたのも印象的でしたね。「これも食べれたのか」と、人間の本質的な何かを思い出させてくれる気がしました。
いかがでしたでしょうか。
ボラバイトでの農作業の体験の基本は知らないことを学ぶということが中心だとは思いますが、こういった同時に得られるメリットも沢山あります。
次の長い休みには利用してみてはいかがでしょうか。