サステナビリティ

【二日目】【クライメート・リアリティ・リーダーシップ・コミュニティ・トレーニング】

みなさんこんにちは、みなみです。

間隔が空いてしまいましたが、気候変動に対応、対策をとるリーダー育成のトレーニング、クライメート・リアリティ・リーダーシッププログラムの2日めの様子を共有させていただきます。

1日めを読んでない方はこちらからどうぞ。

また、クライメート・リアリティってなんや?というかたはこちらの記事に概要をまとめましたのであわせてご覧ください。

簡単に言ってしまえば、このプログラムは上記に書いた通りリーダー育成のための研修で、アメリカの元副大統領、アル・ゴア氏が主導のトレーニングです。

アメリカをはじめとする世界各国でトレーニングを行っており、今回初めて東京でのトレーニングが開催されたので、その二日間の開催のうち、二日目についてどういったことをしたか、学んだか、どんな人が来たか、についてレポートしたいと思います!

アル・ゴア元アメリカ副大統領からの挨拶とともに始まります

みなさん2日めの朝早くでちょっとお疲れ気味。でもアル・ゴア氏が出てくるとみなさんしゃきっとしてきます。

都庁の取り組みを小池都知事自ら紹介

なんと、朝一発めからのゲストは東京都知事の小池氏でした。これにはびっくり!

実はトレーニングのプログラムは当日まで知れなかったので、一日目に引き続き豪華ゲストが続々登壇され、

アル・ゴア氏と熱い握手を交わし、東京都の気候変動に対抗するための取り組みをご紹介いただきました。

私もこのときまであまり知らなかったのですが、なんと東京都はいろいろ環境問題に対して動いていました!

お仕事で環境に関わってない限り、なかなか自治体の環境の取り組みを知れるなんて機会はないに等しいのではないでしょうか??

ここで私が知ったのは「東京都はRE100に賛同している」、そしてこれから企業とともに努力して行くとのこと。

・・・RE100とは?(はい、RE100(アールイーヒャク)というのはまた後日別記事にてまとめようと思います)

あ、それと、都庁は最上階に展望台があって誰でも入れるみたいです。ピアノもあるらしいのでピアノが好きな方、展望台から東京を眺めたい方はぜひきてくださいとのこと。

ユーモアもあるスピーチでした。





アル・ゴア氏、環境の専門家が質問に答えてくれるQ&Aセッション

ここでQ&Aタイムが参りました。

なんと、直接アル・ゴア氏と環境と国債の動きに強い研究者の方お二人が会場の質問に答えてくれるというまたとないチャンスが得られる企画です。

実は、1日目にアルゴア氏のプレゼンや数々の豪華ゲストを読んでのセッションの後、各テーブルのメンバーとともにアルゴア氏や専門家に聞きたい質問について話し合って一問ずつ出し合いました。

そのなかで

残念ながら私たちのテーブルで出した質問は読まれませんでしたが、大変興味深かったです。

二日目のお昼もベジタリアンで低炭素でおいしいご飯を堪能

一日目に引き続き、二日目のトレーニングのご飯も環境に配慮して環境コストが大きい肉類を抜いたビーガン、ベジタリアン料理が振舞われました。

この丸いパンが本当においしいんですよ。ベジ寿司もおいしい!

ベジタリアンのお寿司も食べたんですけど、河童巻き以外にもベジタリアン対応のお寿司ってあるんだなと思いました。チーズが普通の牛の父からできているものではなく、おそらく植物由来の材料を使っているのかと思われます。

チリのお寿司を思い出しました。

二日目のお料理は、一日目に比べて素材本来の味を楽しむものが多かったかなと思います。

ベジタリアンの弁当屋さんがあれば、同じ価格帯なら今後選びたいなぁ。もっと増えてほしいです。

環境先進国スウェーデン発、IKEAの日本法人代表も取り組みを紹介

クライメートリアリティだから実現できたのでは?と言わんばかりの豪華ゲストが凝縮されて次々と出てきます。

つぎはイケアジャパン代表のヘレン・フォン・ライス氏のスピーチ。

いケアの魅力と持続可能な社会のための取り組みについて紹介していました。

驚くべきはイケアは100円でホットドッグならぬベジドッグを販売しているところ。

イケアは家具しかないイメージだったので衝撃でした。

なかなか家具屋なんて、新生活を始めない限り行かないと思うのですが、ベジドッグのようなユニークな取り組みが実際に体験できるなら、家具を買わなくても行ってみたいですね。

今度近くの店舗に行って見つけてみたいです。





気候変動の影響を知った!さて、どのように行動に移す?

実際に気候変動を解決するためには、できる限り地球のみんなが協力していかねばなりません。

でも、気候変動って未だに具体的な影響を受けてない、深く考える機会が特になかったという人は少なくありません。

では、興味関心のない人に関心を持たせるためにはどうすればいいか?どのような伝え方をしていけばいいのか?

仲間を増やそう!自分の属性に沿ってグループに入りネットワーキング

さて、ここからインタラクティブな時間です。

伝え方についてみんなで一緒に考えるワークショップがこの後開催されました。

四つの自分のアイデンティティに一致するグループに分かれ、意見交換と自己紹介、環境問題に関する思いのたけについて紹介しました。

これは多くの人の環境意識を変えたであろう「不都合な真実(リンクつける))」を作成したアル・ゴア氏主催のイベントならではの取り組みだなと思いました。

まずはこういった場面で環境問題に取り組む仲間がこんなにいるということを知って、自信を持って活動をするというための一歩になったと思います。

最後、閉会前のラストのセッション。

ここではいろいろなセクターで活躍される皆様が集結しました。

特に個人的には坂野さん、かっこいいなと思いました。

板野さんはゼロ・ウェイストアカデミーというNPO法人の代表を務めてらっしゃる方で、写真右から二番目の方です。

徳島県の取り組みは素晴らしく、上勝町のゼロ・ウェイストの理念に基づいて3R(Reduce, Reuse, Recycle)活動を住民や行政と一緒に町内で推進するほか、団体名通り、ゼロ・ウェイストに関する取り組みを様々進めてらっしゃいます。

上勝町の取り組みは、町全体が面白い取り組みをたくさん行っているので、いつか行ってみたいなと思いました。





二日目にはアル・ゴア氏のツイートで東京のトレーニングの全体写真が共有されました。

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いかがでしたでしょうか。

クライメートリアリティは二日間に渡るトレーニングでしたが、超豪華なゲスト、そして多くの学びとつながりができるとても貴重な機会でした。

2020年は現時点で日本でのトレーニング予定はありませんが、日本は気候変動において、今後もどんどん貢献していかねばなりませんね。そのためのリーダーが、この二日間でたくさん生まれたように感じられました。

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