WATER,  Sustainability,  natural resources

【環境】水資源関連の映画・ドキュメンタリー【メディア】

皆さんこんにちは。

映画を通して水資源について学べたり、考えさせるきっかけになるような作品を今回は集めてみました。

While it is entertaining, the information is easily absorbed as you learn along with the images.

教育関係で周りの方に見せたい方、自ら学びたいけどまずは娯楽から入れる映画・ドキュメンタリーから入りたい方、いろんな方の参考になれば幸いです!

日本にいて生活しているだけでは水問題に直面するのはなかなか難しいので、特に日本の方や地域に水問題が声高に言われていないような方にこそ見ていただければと思います。

普通に作品としてもおススメできるものが多いのでぜひ。

 So here you go.

水資源の主な問題

水関連の問題というのは、一般的な話で思い浮かびやすいのは「使える水がない」という問題だと思います。

しかしながら、その使えない状況になるまでには様々なケースがあります。

意外と各作品によって水の問題が起きる原因が異なるのでそういったものも楽しんで学んでいけると楽しみ方が広がると思います!

日本国内映画

日本国内の映画です。

渇水

制作国:日本

監督:高橋正弥

制作年:2023年

上映時間:100分

原作:河林満「渇水」(角川文庫)

主演:生田斗真(岩切俊作役)

共演:門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子、宮藤官九郎

公開日:2023年6月2日

配給:KADOKAWA

Synopsis

日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、同僚の木田(磯村勇斗)とともに来る日も来る日も水道料金が滞納する家庭を訪ね、水道を停めて回っていた。妻(尾野真千子)や子供との関係もうまくいかず渇いた日々。県内全域で給水制限が発令される中、岩切は二人きりで家に残された恵子(山﨑七海)と久美子(柚穂)の幼い姉妹と出会う。父は蒸発、一人で姉妹を育てる母(門脇麦)も帰ってこない。困窮家庭にとって最後のライフラインである“水”を停めるのか否か。葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停水を執り行うが―。

Filmarksより抜粋)

Recommendations

水メインで見るものではなかったです、どちらかというと家族問題ものです。

でも、日本を舞台にした渇水の映画はほとんどないので、そういう意味では革新的な映画だったかもしれないです。

というか、私が把握している日本映画はこちらしか現在ございません。誰かほかにご存じでしたら、ぜひ教えてください。

作品自体は演技が若干気になる部分があったり、会話が少しできすぎてて、終わり方もおしゃれすぎる気はしたのですが

でもでも、日本からの映画作品で水問題に行くようなドラマ性のある作品はこれまでなかった??ので、まず日本から!という方にお勧めです。

映画より本派!な方は、文学本バージョンもあるのでそちらも確認してみるといいかもしれません。

海外映画

ザ・ウォーター・ウォー

制作国:スペイン、フランス、メキシコ

監督:イシアル・ボジャイン

制作年:2010年​

Synopsis

メキシコ人映画監督のセバスチャンとコスタは、クリストファー・コロンブスによる征服をテーマにした映画をボリビアで撮影していたが、撮影スケジュールがコチャバンバの抗議デモと重なり、論争に巻き込まれる。地元住民が水道の民営化に反対して立ち上がったのだ。製作はますます多くの問題に悩まされ、暴動がエスカレートするにつれ、クルー間の緊張は高まっていく。

Recommendations

ラテンアメリカなので個人的にも推してしまいます。

主人公の俳優があの有名なメキシコ人俳優ということで、見ごたえありました!(ロードオブザリングのフロドのような雰囲気ありませんか?)

演技も本当にそれらしく、世界に引き込まれます。

ラテンアメリカに関する映画は別記事でまとめているので、関心のある方はこちらもチェック。

ブルー・ゴールド 狙われた水の真実

Country of production: USA

監督:サム・ボッゾ

Year of production: 2008

Synopsis

地球温暖化より深刻な水危機を描く衝撃のドキュメンタリー

“水戦争”の時代、21世紀を生きのびるためのサバイバルムービー

開発途上国に水道事業の民営化を迫る水事業、淡水化技術と水の輸出計画に投資の狙いをつけるウォールストリート、水の権利を自らの利潤や政治的利益のために利用する腐敗政治家、水資源を独占しようとする企業など、世界で起きている様々な“水戦争”の現状をサム・ボッゾ監督が明らかにするドキュメンタリー。

https://www.uplink.co.jp/bluegold/ より引用)

Recommendations

水道事業が私営化されるとどんなことが起きてしまうのか?

アメリカで実際にあった内容です。日本でも日々取り入れられる自治体が増えている私的権利。

学ぶための一つの教材としていかがでしょうか。

MINAMATA-ミナマタ-

制作国:アメリカ合衆国

監督:アンドリュー・レヴィタス

Year of production: 2020

主演:ジョニー・デップ(W・ユージン・スミス役)

公開年:2021年9月23日(日本)

共演:真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信

Synopsis

1971年、写真家のW・ユージン・スミスは、水銀中毒で荒廃した日本の水俣を訪れる。熱意ある通訳に導かれ、地元の村人たちに励まされながら、スミスの力強い写真は数十年にわたる重大な過失を暴露する。

Recommendations

日本で義務教育を受けた方ならだれでも聞いたことはあるはず!そう、水俣病についての映画です。

あのジョニーデップがかかわっており、単純に外れなく上質な映画を見たいならこれを見てみましょう。

ジャーナリスト始点なので第三者として俯瞰した視点で映画を見ることができます。

水と権力

制作国:アメリカ合衆国

監督:マリーナ・ゼノヴィッチ

Year of production: 2017

ジャンル:ドキュメンタリー

上映時間:79分

Synopsis

ナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリー番組「水と権力」は、カリフォルニア州で発生している水不足と、その背後にある権力者の動きに迫る内容です。

カリフォルニア州では、アメリカ全土で消費される果物や野菜の半分を栽培しており、農業が重要な産業です。しかし、少数の権力者が水資源を操作し、干ばつや地下水の枯渇によって住民は深刻な水不足に陥っています。水は高価格の商品となり、地元住民だけでなく世界中が問題に気づきつつあります。

番組では、多角的な調査を通じて、権力者が水資源をどのように操作し、人々を危機に陥らせているのかに迫ります。カリフォルニア州の農業や住民の生活は今後どうなっていくのか、アメリカや世界にとってこれは他人事では済まされない問題なのか、といった点に迫ります。

Recommendations

カリフォルニア州の水利権制度は、沿岸主義と専用主義の2つの主な制度が並存しています。アメリカの水利権制度は州ごとに異なり、東部では沿岸主義、西部では専用主義が主流となっています。

カリフォルニア州では、干ばつ対策として、事業者や住民に対して次のような節水義務が課せられています。

装飾的な庭園や芝生への散水は週に最大2回まで制限する

降雨時と降雨後の48時間、日中(午前9時~午後6時)の芝生などへの散水は禁止する

歩道に水をあふれさせることは禁止する

カリフォルニア州の干ばつの原因は、気候変動による気温の上昇で土壌が乾燥し、シエラ・ネバダ山脈の雪渓が減少していることが挙げられます。また、この地域に必要な風雨をもたらさない異常に乾燥した冬を2回経験しています。

水利権に関しては、別途記事にしていきたいと思っておりますので今後も本サイトを随時チェックください!

プラスチックの海

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Synopsis

2012年から2016年にかけて20カ所以上で撮影された冒険ドキュメンタリー。探検家クレイグ・リーソンとターニャ・ストリーター、そして国際的な科学者チームがプラスチック汚染の原因と結果を明らかにし、解決策を共有する。

Recommendations

すみません、正直こちらはまだ私個人は見てないのですが、プラスチック問題について学べる作品だと思います。

作品にはあのレオナルド・ディカプリオもかかわっていたりと大がかりな大作です。

個人的にも、見るチャンスがあれば、ぜひ見ておきたい作品です!

その他SF

水問題が中心ではないですが、水問題を少し取り上げているSF作品です。ギャグ要素多めなので、マイルドに見たい人はここからでもいいかもしれない。

デイ・アフター・トゥモロー(2004):地球温暖化によって突然訪れた氷河期を舞台に、生き延びるために奮闘する人々を描いたSF映画です。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015):水資源が枯渇した終末的世界を舞台に、ガソリンと水をめぐって争う人々を描いたアクション映画です。

インビジブル・ウォーター(2009)

世界各地の水問題を扱ったドキュメンタリー映画です。ペットボトル水の大量生産や、水資源をめぐる紛争など、様々な問題に焦点を当てています。

上記のリンクから、5分程度でショートムービーがYoutube上で見られるので、アニメーションに興味がある人はサクッと見てみてください。

ダムネーション(2011)

アメリカのダム建設の歴史と、環境や地域社会に与える影響を扱ったドキュメンタリー映画です。

ダム建設について、先に住んでいた市民の立場からの内容となっております。

ダムは時には便利ですが、地域住民との柔軟な対話をすることが重要だと思わせてくれるような作品。

観覧できる場所はもはや限られており、今だと上映してくれるような映画館を待つ必要があるのですが、ぜひ見れるチャンスが来たら見てみてください。

Conclusion

How was the article?

意外と水問題にかかわる映画というのは、気候変動の全体的な作品の数に比べると見劣りしてしまいますね。

しかしながら、少ないながらも名作はいくつかあるので、ぜひ気になったものから見ていただけると嬉しいです。

気候変動やその他環境テーマに関する映画については、this articleで紹介しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。

Well then!

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